アンケート名
水産業・遊漁船業の事業者団体への干潟・浅瀬との関係性に関するアンケート https://forms.gle/1tCVFmzQBtt6BEFQ7 (Google form)
目的
干潟・浅瀬に最も生活の関わりのある、水産業・遊漁船業関係者に対して干潟等との生活の関わりを聞くことで、干潟と海の生活者の関係について明らかにすること。
対象者
東京湾および東京湾沿岸で事業を展開する水産業・遊漁船業事業者団体(千葉・東京・神奈川の東京湾沿岸部)
日時
10月11日~30日 (30日をアンケートの締め切りとした)
アンケートの周知方法
チーム内で調べ、メールアドレスのわかった事業者へのメール・問い合わせフォーム・Facebookメッセンジャーの3通りでアンケート回答を依頼した。
質問項目
1.事業者名
2.記入者の肩書
3.事業内容に最も関連のある干潟・浅瀬等
4.業種(水産業or遊漁船業)
以下 水産業
5.水産業と干潟・浅瀬との関係についてどう考えているか
6.貴会において、干潟・浅瀬との関係に対してどう考えているか
7.干潟・浅瀬を維持するために、貴会で何らかの活動をしているか
8.これまでの10年を中心に、干潟・浅瀬との関係性に何らかの変化があったか
9.貴会において、干潟からどのような恩恵を受けていると感じるか
10.地域住民との交流の有無とその方法
以下 遊漁船業
11.遊漁船業と干潟・浅瀬との関係についてどう考えているか
12.貴会において、干潟・浅瀬との関係に対してどう考えているか
13.干潟・浅瀬を維持するために、貴会で何らかの活動をしているか
14.これまでの10年を中心に、干潟・浅瀬との関係性に何らかの変化があったか
15.貴会において、干潟からどのような恩恵を受けていると感じるか
16.その他・不明点等 (共通)
アンケート結果(概要)
アンケートは全体で2件のみ(どちらも遊漁船業)の回答数だったが、共通点としては、東京湾の浅場が生き物の餌場となり、遊漁船業に欠かせない環境であるという回答があった。また、東京周辺の直立護岸工事が原因でハゼが釣れなくなっている現状を聞くことができた。これらは、2件のアンケートで断定できることではないが、東京湾の環境が遊漁船業に多大なる影響を与えている可能性が考えられる
今後の課題
今回のアンケートは、ご協力いただいた事業者団体の回答数が著しく少なかった点が課題として挙げられる。電話での聞き取りは、時間が長くなることや、その場で回答できる範囲が狭くなることなどを考慮して実施しなかったが、今回の回収率を考えると、電話での調査も一部実施すべきだったのかもしれないと考えられる。
今回のアンケートのみでは一般的な傾向を把握することは難しいが、この地域の水産業・遊漁船業が東京湾に密接関わっていることは確かだと考えられるため、東京湾と生活を共にする人々の現状や将来を考えるためには、実際に現地に足を運んだり、体験をすることが重要ではないかと考えられる。
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