インタビュー概要
- 実施日時:2020年7月30日(木)17時~19時30分
- 使用ツール:zoom
- 対象者(講師):國宗弓穂さん(奄美群島認定エコツアーガイド/海風舎)
- 参加者:芝崎瑞穂・志摩那波・浅岡(事務局)
- 連絡手段:LINE
- インタビューの目的:奄美大島における生物多様性の状況・世界自然遺産登録に向けた動きに関してインタビューを行い、10年間の振り返りに役立てる
- アポイント取得方法:國宗さんと顔見知りだった志摩を通してメール等で話を進めた
調査結果
奄美大島の地理的特徴や気候・生息する動植物といった基本的な自然環境から、世界自然遺産登録に向けた動きや、奄美大島で問題となっている外来種・野猫に関する政策など幅広い話題についてお話を伺うことができた。また、現地で長年ネイチャーガイドとして活躍されている國宗さんだからこその視点で、奄美大島の環境変化や問題を伺うことができ、インターネットや文献のみでの調査では得られない情報を得ることができた。
質問内容
- 世界自然遺産登録について地元の住民はどのように感じているのか?
- コロナウイルスによる現状
- 認定ガイド/登録ガイドになる方法
調査によって得られたこと
インタビューを行う前には知らなかった野猫対策や住民の環境意識など、奄美大島の生物多様を考えていく上での新しいキーワードを知ることができた。また、実際にネイチャーガイドとして活躍されている当事者からみた、世界自然遺産登録に向けた動きは、私たちが想像しているものとはまた違った側面があることも分かった。奄美大島の環境問題は、外部からの影響によるものが多いという予想をしていたが、実際は住民の環境意識が低いことも分かり、今後活動していく中で、住民向けの啓発なども必要だと感じた。
反省点
zoomを用いてのインタビューを行うのは初めてで、設定などに想像以上に時間がかかり、直前にバタバタしてしまったことでゲストを待たせてしまった。また、インタビュー中の進行役などを事前に決めていなかった。次回以降は事前準備にきちんと時間をかけて準備したい。事前に質問事項などを考えておくことで、時間を有効に活用できると感じたので、次回以降は事前の質問を考えて臨みたい。
今後の課題
今回のインタビューによって、新しいトピックや問題点が浮かび上がってきた。今後は、それらを文献調査や可能であればインタビューなどを実施しながら、10年間の振り返りの部分につなげていきたい。
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