目的
関東地方在住の若者にとって干潟がどれだけ身近であるのか意識調査を行い、ユースとして私たちができることを明らかにすること
対象者
関東地方在住の15~30歳
調査日
2020年10月18日~30日
(SNSに掲載していたため、期限を超過した回答数件あり)
周知方法
- チームメンバーの知人(拡散依頼含め)
- チームのSNS(Instagram, Twitter)
調査方法
Googleフォームを用いてアンケートを行った。アンケートの目的、個人が特定されないこと、回答時間の目安、お問合せ先等を注意事項として説明し、以下を設問とした。
- 居住地(市区町村まで)
- 環境問題に関心があるか
- 干潟がどのような場所か説明できるか
- 干潟の役割を説明
- 自宅から一番近い干潟を知っているか
- あなたにとって干潟とは (自由記述)
- 干潟を訪れる頻度(コロナ禍以前)
- 干潟を訪れて何をするか
- 干潟を知ったきっかけ
- 干潟から受けている恩恵について (自由記述)
- 干潟が無くても問題無いか
- 一つ前の回答の理由 (自由記述)
調査結果(概要)
15~27歳の茨城県・神奈川県・埼玉県・千葉県・東京都在住の142名が回答した。
一部、アンケートの中心となるグラフを掲載する。(なお、グラフの回答数が143件となっているが、1名関東外からの回答だったため、後述の分析と考察には含めていない)
調査により得られたもの(アンケート結果の分析と考察)はこちらから
反省点
設定ミスで、回答期限を超過した回答がいくつかあった。作成側としても、提示した締め切りを遵守し、フォームを期限で締切るべきだった。また、アンケート回答を募集する範囲が狭かったため、回答者の居住地や年齢に偏りが出た。東京都と千葉県在住の回答者が多くなった一方、群馬県と栃木県在住者からの回答が得られなかった。
今後の課題
環境問題への関心の有無が干潟への関心の有無と一致していないことは、干潟の問題が、ユースにとって環境問題としてあまり認識されていないということである。具体的な恩恵に対して「特になし」や干潟という存在に対して「よくわからない」という回答が多いのも、干潟の認知度がまだまだ低いということを示している。一方で干潟に面する市区町村に住んでいたり、干潟で何らかの体験をしたことがあったりする場合、干潟の役割等を説明できる人が多い。つまり、一般的な干潟の重要性と同時に、(関東の場合は)東京湾の干潟をより身近に感じられるような取り組みをしていく必要がある。今後どのような行動が有効か模索していきたい。
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