2022年12月に開催される第15回生物多様性条約締約国会議(以下、COP15)に合わせ、昨今、国内外で重要性が認識されつつある「気候変動と生物多様性」の連関について、さまざまなテーマや視点から考え、整理することを目指すセミナーです。
「気候変動と生物多様性」の連関は、11月に開催される第27回国連気候変動枠組条約(以下、COP27)でも注目されているテーマの1つです。
概要
- 対象:COP15やCOP27、その他、テーマ(トピック)そのものに関心がある方
- 定員:セミナー最大100名(zoom)
- 参加費:無料
参加方法
参加を希望される方は、下記のZoomウェビナー参加フォームよりご記入をお願いいたします。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_RGzx6ZfkQ0qrT1H-rq_cGA
スケジュール
全体スケジュール:
日程 | トピック | 登壇者 | |
第1回 | 11月2日(水) 20:00~21:00 | ジェンダー | 松本由利子氏 (コンサベーション・インターナショナル・ジャパン) |
第2回 | 11月9日(水) 20:00~21:00 | 防災 | 山本清龍氏 (東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授) |
第3回 | 11月10日(木) 20:00~21:00 | 保護地域・OECM | 名取洋司氏 (国際教養大学国際教養学部グローバルスタディズ領域 准教授) |
第4回 | 11月16日(水) 20:00~21:00 | 湿地 | 横井謙一氏 (特定非営利活動法人 日本国際湿地保全連合) |
第5回 | 11月17日(木) 20:00~21:00 | 先住民族 | 三石朱美氏 (一般社団法人JELF(日本環境法律家連盟)) |
第6回 | 11月18日(金) 20:00~21:30 | 多様な立場の対話 | モデレーター:道家哲平氏 (国際自然保護連合日本委員会 事務局長) パネリスト(予定、順不同) 加藤拓氏 (経団連自然保護協議会 事務局次長) 松本由利子氏 (コンサベーション・インターナショナル・ジャパン) 古賀瑞氏 (青年環境NGO Climate Youth Japan 代表) 矢動丸琴子氏 (一般社団法人Change Our Next Decade 代表理事) 環境省生物多様性戦略推進室 |
当日タイムライン(第1回~第5回):
20:00 ~ 20:05 開会挨拶・趣旨説明
20:05 ~ 20:35 話題提供
20:35 ~ 20:50 質疑応答
20:50 ~ 21:00 閉会挨拶
当日タイムライン(第6回):
20:00 ~ 20:05 開会挨拶・趣旨説明
20:05 ~ 20:30 話題提供
20:30 ~ 21:25 パネルディスカッション(*1)
21:25 ~ 21:30 閉会挨拶
(*1)パネルディスカッションのテーマ
「ポスト2020以降に何をしていく必要があるのか
~シナジーを強化しトレードオフを最小限に抑えるにはどうすればいいのか~」
登壇者紹介
第1回 11月2日(水)トピック:ジェンダー 登壇者:松本由利子氏
コンサベーション・インターナショナル ・ジャパン
シニアプログラムコーディネーター
エジンバラ大学地球環境科学修了。青年海外協力隊に参加後、JICA専門家として、東南部アフリカ、中欧、東南アジア各地で開発協力プロジェクトに携わる。2019年より現職、海外プロジェクトや生物多様性関連の業務に従事。
第2回 11月9日(水)トピック:防災 登壇者:山本清龍氏
東京大学大学院農学生命科学研究科・准教授
1973年高知県生まれ,49歳。東京大学大学院農学生命科学研究科助教,岩手大学農学部准教授を経て,2017年10月より現職。東京大学博士(農)。造園学と観光学を専門領域とし,世界遺産,国立公園等の研究フィールドにおいて,地域主導型の環境保全,空間計画の方法論について研究を進めている。’97東大農卒,’99東大院農卒。
第3回 11月10日(木)トピック:保護地域・OECM 登壇者:名取洋司氏
国際教養大学 国際教養学部 グローバルスタディズ領域 准教授
専門は景観生態学と保全生物学。約16年のNGOでの経験を経て2019年9月より現職。環境科学、コンサベーション、持続可能な開発に関する科目を担当。海外プロジェクトの運営、生物多様性に関する調査研究・政策提言、SATOYAMAイニシアティブ、企業の自然資本評価に携わった経験を活かした授業と研究を行う。
第4回 11月16日(水)トピック:湿地 登壇者:横井謙一氏
特定非営利活動法人 日本国際湿地保全連合
所長(Director)
大阪府出身。農学博士(近畿大学)。学生時代、野生のイルカと泳ぎたいという動機で小笠原諸島に足繁く通い、自然や湿地に対する関心を深める。大学院で行った研究は「絶滅危惧種オガサワラヨシノボリの保護に関する研究」。博士号取得後は、ポスドクとして魚類精子の凍結保存技術の開発等、魚類養殖に関する研究に従事。2010年3月から日本国際湿地保全連合の一員となり、2016年1月に所長に就任。これまで、環境省の生物多様性モニタリング事業やラムサール条約関連の事業等を担当。
第5回 11月17日(木)トピック:先住民族 登壇者:三石朱美氏
一般社団法人JELF(日本環境法律家連盟)事務局
全国各地の環境訴訟に取り組む弁護士のネットワーク事務局として活動し、米国連邦裁判所での沖縄ジュゴン訴訟にも詳しい。生物多様性条約の活動では世界中の先住民族や地域コミュニティの代表者との関係も深い。
主催・共催
主催:一般社団法人Change Our Next Decade
共催:国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)、Climate Youth Japan 他
*本ウェビナーは、国際自然保護連合日本委員会が主催する「生物多様性国家戦略を考えるフォーラム2022 2030<ネイチャーポジティブ>を目指して」の一環として開催されます。
コメント