目的
三番瀬に実際に訪れ、干潟の観察とインタビューを行うことで、三番瀬と地域の人々のかかわりを理解すること
対象者
佐野郷美さん(市川緑の市民フォーラム)
日時
2020年9月16日(水)9:00~14:00
メールにて日取りを決めた。当日のコースは先方に任せた。
当日の流れ
9:00 JR京葉線二俣新町駅前集合。徒歩でふなばし三番瀬海浜公園まで移動し、埋立地の広さを体感
10:00 1時間ほど干潟を歩き、生き物観察
11:30 展望デッキで昼食
12:00 1時間半ほどのインタビューを実施
13:40 三番瀬環境学習館を見学
14:40 船橋駅までバスで移動し解散
インタビュー質問内容
- 佐野さんが干潟を守る理由、そのきっかけはなにか
- 佐野さんがこれまでどのような活動をしてきたか
- ほかの干潟の人たちとのネットワーク
- 活動の実態
- これまでの10年で顕著な被害と良い変化
- 佐野さんの今後の活動目標
- 干潟が今後どうなっていってほしいか
- 漁師さんや住民との関わりはあるのか
- 学生に授業することで、学生にどのような変化があるのか
- 若者に授業するときに気を付けていること
- 若者に対して伝えたいこと、期待すること
調査結果(概要)
一日を通して、三番瀬を中心に起きた出来事や歴史を伺った。インタビューでは佐野さん自身の活動や想いを伺った。三番瀬環境学習館では、小学生対象ながら、三番瀬をとりまく社会環境・自然環境を大人にも子供にも非常にわかりやすい形で展示している様子を佐野さんと共に感じた。
調査により得られたもの
現在の三番瀬は、東京湾のほかの干潟と同様、開発の波にさらされながらも、干潟を残したいという市民の活動によって守られてきたことがわかった。しかし三番瀬には未だ国と県による開発の危機がせまっており、注視していかなければいけないが、開発を望む地域の利害関係者もいる。三番瀬を守るためには、より多くの市民と利害関係者とが一緒に三番瀬に関わっていくことが重要だとわかった。
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