カードゲーム型環境教育教材を作りました!~カンキョウストーリー 私たちの選択~

この度、CONDは北海道の鰭脚類に関する問題を題材にしてカードゲームを作りました!

「環境問題って、なんだか遠い話に感じる」
そんな感覚を変えるために、開発したカードゲームです。

このゲームでは、日常の選択と自然環境のつながりを、ストーリーを通して考えました。

🐟 テーマは「人と自然のすれ違い」

北海道の海では、トドやアザラシなどの動物たちが増えたことで、新しい問題が起きています。

たとえば…

・漁師のとった魚を食べてしまう
・ 漁の網をこわしてしまう

こうした被害は、年間で約28億円にのぼることもあります。

しかし、動物が悪いわけではない

実はこれ、シンプルな話ではありません。

昔は、これらの動物たちは人間によってたくさん捕られ、数が減っていました。
その後、守られるようになって数が回復。

すると今度は、人間との距離が近くなり、衝突が起きるようになったのです。

さらに…

・魚の減少
・漁業の変化
・海の環境の変化

など、いろいろな要因が重なっています。

「漁業を守るために減らすべき?」
「でも野生動物は守るべきでは?」

どちらも大切だからこそ、簡単には答えが出ません。

このゲームでできること

このカードゲームでは、

  • 人間の生活
  • 環境の変化
  • 生きものの暮らし

をつなげて考えます。

登場人物・行動・問題カードを組み合わせてストーリーをつくり、「自分ならどうするか?」を考えていきます。

💡 どんなゲーム?

登場人物・行動・問題のカードを組み合わせて、「環境にまつわる物語」を自分でつくるゲームです。

ゲームの流れ

①登場人物カードを選ぶ

②選んだ登場人物がしそうな行動のカードを選ぶ

③ その行動によって起きる問題カードを選ぶ

④できたストーリーを共有する!

シンプルなルールですが、

👉 その行動は誰に影響する?
👉 どんな問題につながる?

と考えることで、環境問題を“つながり”として理解できるようになっています。

🛠どうやってできたの?

このゲームは、札幌市内の中高生・大学生と一緒に開発しました。

水族館の飼育員さんや研究者、行政の方から話を聞きながら、
「どうすればこの問題が伝わるか?」を考え、何度も議論を重ねて完成しました。

📍 実施事例

本教材は、さまざまな場面で活用されています。

  • TBS「地球を笑顔にする広場」
  • エコプロ2024
  • 国際基督教大学(ICU)での授業
  • 東京農工大学での講義

イベントから大学教育まで、幅広い場で実践されています。少しでも興味のある方はお問い合わせからご連絡ください!

🌱 さいごに

環境問題はむずかしく見えますが、
本当は私たちの日々の選択とつながっています。

このゲームが、「ちょっと考えてみるきっかけ」になれば嬉しいです。