生物多様性国家戦略を考えるフォーラム2022

2030<ネイチャーポジティブ>を目指して次世代の海を多様性溢れる場所へ~海洋生物多様性保全を多角的な環境問題から考える~

イベント概要

生物多様性国家戦略の改訂が2022年度に進むことにあわせ、IUCN日本委員会と複数の自然 保護団体が主催で2月〜5月にかけて、オンラインの普及啓発シンポジウムをリレー形式で行います。このうちCONDでは「海洋生物多様性」をテーマに分科会を開催し、専門家による海洋問題に関する話題提供および日本の海洋保全のこれからを考えるパネルディスカッションを実施します。

日時

5/12(木) 13:00~15:00

当日スケジュール

13:00‐13:10  挨拶・趣旨説明等
13:10‐13:25  海洋プラスチック問題と生物多様性の関わり  (JAMSTEC 中嶋 亮太氏)
13:25‐13:40  気候変動による生物多様性への影響      (笹川平和財団 前川 美湖氏)
13:40‐13:55  生物多様性保全を考慮した適切な海域評価   (琉球大学 久保田 康裕氏) 13:55‐14:55 パネルディスカッション・質疑応答
14:55-15:00  閉会

登壇者

  • 中嶋亮太氏

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
海洋プラスチック動態研究グループリーダー。博士(工学)1981年生
専門は生物海洋学。地球環境において大きな問題となっている海のプラスチック問題について研究を進めている。日本海洋学会「環境科学賞」受賞。著書に「海洋プラスチック汚染『プラなし』博士、ごみを語る」(岩波書店)等がある。
ウェブサイト「プラなし生活(lessplasticlife.com)」の運営などアウトリーチ活動も展開。

  • 前川美湖氏

2011年に東京大学大学院新領域創成科学研究科で博士号(国際協力学)取得。国連開発計画 ルワンダ事務所 常駐代表補、東京大学総括プロジェクト機構「水の知」(サントリー) 総括寄付講座特任助教、大阪大学大学院人間科学研究科グローバル人間学専攻特任講師などを経て、2015年より笹川平和財団海洋政策研究所 主任研究員。

  • 久保田 康裕氏

琉球大学理学部生物系教授。専門は生態学。
日本や世界の森を巡って研究を行い、最近は、陸から海まで地球の生物多様性の成り立ちに関するマクロ生態学の研究を展開し、ビッグデータを用いた保全科学の社会実装を推進している。

対象

生物多様性国家戦略や地域戦略に関心を寄せる・関わる主体。主には各省庁、市民団体・企業、地域戦略策定を進める自治体等

参加費

無料

申し込みはこちら

下記リンクまたはQRコードよりお申し込みください.
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_XhbzDumbQ6KgREdwQJXlwQ

運営団体

  • 主催
    国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)
  • 共催
    日本自然保護協会
    ラムサール・ネットワーク日本
    Change Our Next Decade
    UNDB市民ネットワーク
    アースデイ・エブリデイ
    野生生物保全論研究会
  • 協力
    環境省