せいたいけいとせいぶつたようせいのけいざいがく
生態系と生物多様性の経済学
The Economics of Ecosystem and Biodiversity
TEEB(ティーブ)
生物多様性の地球規模での損失について経済的価値を用いて評価するために、2007年にドイツ・ポツダムで開催されたG8+5ヵ国の環境大臣会議で、TEEB研究プロジェクトが発足した。すべての人々が生物多様性と生態系サービスの価値を認識し、自らの意思決定や行動に反映させる社会を目指し、研究が進めらている。2010年に名古屋で開催されたCOP10において、生態系サービスの価値を経済的に可視化することの有効性について、各ステークホルダーに向けた報告書が公表された。その後、水や湿地、海洋などの特定分野に関する報告書も公表されている。