さーてぃ・ばい・さーてぃ

30by30

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2022年に合意された昆明・モントリオール世界生物多様性枠組の中に位置づけられた、2030年までに陸域と海域のそれぞれ少なくとも30%を効果的な保護地域とOECM(保護地域以外の地域をベースとする生物多様性保全手段)の体系により守ることを目指す目標の通称。愛知目標11の定量目標を陸域で約2倍、海域で3倍に引き上げるもの。この目標の実施に当たっては、先住民族の権利を尊重することを明確に求めているのも重要なポイント。保護地域の拡大に加えて質の担保や、OECMの効果的な活用が課題である。