いでんしくみかえせいぶつ

遺伝子組み換え生物

Living Modified Organism

LMO

核酸(DNAやRNA)に別の核酸の一部が挿入されたり、入れ替わることで遺伝子組み換えを行われた生物のことを指す。1990年代には除草剤耐性遺伝子を導入した農作物が作られるなど、遺伝子組換え農作物の商業栽培が行われることもあった。そこで、遺伝子組換え生物が、生物多様性に悪影響を生じさせることを防止するため、利用する場合はカルタヘナ法で定めたルールに従う必要がある。一般的に、遺伝子組換え生物はGMO(Genetically Modified Organism)と訳されるが、カルタヘナ議定書では、LMO(Living Modified Organism)の用語が使用される。