きょうつうだがさいあるせきにん

共通だが差異ある責任

Common But Differentiated Resposibilities

CBDR

気候変動問題に対処すべきであるという責任はすべての国が共通して有しているが、温室効果ガスの歴史的な排出責任や政府の対応能力には差があるため、先進国は途上国よりも率先してより強い対策を進める責任があるという考え方。気候変動枠組条約に盛り込まれ、その後の気候変動の国際交渉においてキーワードとなった。温室効果ガス削減や途上国支援において、先進国はその責任を十分に果たしていないと考える人々は現在も多い。