かいにゅうてん

介入点

Leverage point

生物多様性の危機に対して、社会の価値感や仕組みに働きかける必要がある。IPBESでは、社会変革を促す効果・波及力のある取組を介入点(レバレッジポイント・元の意味はてこの原理の支点を指す)と表現して、取組を促した。介入点の例としては、良い暮らしについての多様な観念の受容、消費と廃棄の総量の削減、価値観と行動の開放・拡大、不平等の是正、保全における正義と包摂の実践、外部性とテレカップリングの内部化、環境にやさしい技術、革新と投資の確保、教育及び知識の形成と共有の促進が挙げられている。