かるたへなぎていしょ
カルタヘナ議定書
Cartagena Protocol
LMO(遺伝子組み替え生物)の国境を越えた移動(輸出入)に関する制約を定めた議定書。LMOに関する技術的進歩による不安から、1995年規制に関する議論交渉が開始された。交渉の結果、LMOを輸出する際には、輸入国側にあらかじめ、輸出したい旨の告知が必要で、その告知を元に、輸入国側が、生物多様性に悪影響が出ないか等審査をし、輸入許可が出た場合のみ輸出可能とする枠組みとなった。カルタヘナ議定書は2003年に発効され、日本でも議定書を実施するためのカルタヘナ法の施行と共に2004年に発効された。